症例集

BRIFE矯正歯科 症例集

開咬(case 2)

前歯でものが噛み切りづらい(インビザライン)

前歯でものが噛み切りづらいとのことで矯正治療を行いました。

噛み合わせた際、上下顎の前歯が被さらず空間ができている、「開咬」という歯並びの状態になっています。

主な原因は、飲み込む際などに舌が歯に接触してしまう「異常嚥下癖」あるいは「舌突出癖」と呼ばれる舌の癖によるものです。

矯正治療と並行して「MFT」といって舌のトレーニングを行わないと、治療後に開咬が再発してしまいます。

横顔は口元がやや突出しており、小臼歯を抜歯して前歯を後退させる方針も考えられましたが、

前歯を支える骨が非常に薄かったことから前歯の積極的な移動はせずに非抜歯での治療を計画しました。

治療はインビザラインにて行い、治療期間は12ヶ月という大変短い期間で終了することができました。

Before

After

インビザラインは臼歯を「圧下」させることによって前歯を伸び出させずに開咬を治せるため、開咬に適した装置と言えます。

治療後は前歯もしっかりと噛み合うことで、機能的な歯並びを獲得することができました。

矯正治療をお考えの方は、ブライフ矯正歯科へご相談ください。

治療の概要

主訴:前歯でものが噛み切れない
診断名:開咬
年齢:24歳
治療に用いた主な装置:マウスピース型矯正装置(インビザライン)
抜歯部位:非抜歯  
期間:12ヶ月   
費用:総額¥980,000(税込¥1,078,000)    
リスク、副作用:歯磨きが不十分な場合には、虫歯や歯肉炎が進行することがあります。 矯正治療中顎の関節に音がする、痛くなる、口が開きにくくなる、といったような症状が出ることがあります。 体質により金属アレルギーを引き起こす事があります。治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることがあります。
(未承認医薬機器の使用について)
当院で使用しているマウスピース型矯正装置(インビザライン)は米国アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン社を介して入手しております。
インビザラインは海外の工場で製作されるため、日本の医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていません。薬機法の対象外となるため、医薬品副作用被害者救済制度の対象とならない場合があります。日本国内にもマウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けている装置は存在します。
なお、インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。FDAは日本の厚生労働省に似た役割を持っている、食品や医薬品を取り締まる公的行政機関です。
マウスピース型矯正装置について、ご不明点がございましたらご相談ください。

 

矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回
矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着

 

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