開咬(case 2)
前歯でものが噛み切りづらい(インビザライン)
前歯でものが噛み切りづらいとのことで矯正治療を行いました。
噛み合わせた際、上下顎の前歯が被さらず空間ができている、「開咬」という歯並びの状態になっています。
主な原因は、飲み込む際などに舌が歯に接触してしまう「異常嚥下癖」あるいは「舌突出癖」と呼ばれる舌の癖によるものです。
矯正治療と並行して「MFT」といって舌のトレーニングを行わないと、治療後に開咬が再発してしまいます。
横顔は口元がやや突出しており、小臼歯を抜歯して前歯を後退させる方針も考えられましたが、
前歯を支える骨が非常に薄かったことから前歯の積極的な移動はせずに非抜歯での治療を計画しました。
治療はインビザラインにて行い、治療期間は12ヶ月という大変短い期間で終了することができました。
Before
After
インビザラインは臼歯を「圧下」させることによって前歯を伸び出させずに開咬を治せるため、開咬に適した装置と言えます。
治療後は前歯もしっかりと噛み合うことで、機能的な歯並びを獲得することができました。
矯正治療をお考えの方は、ブライフ矯正歯科へご相談ください。
治療の概要
主訴:前歯でものが噛み切れない |
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。 一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回 矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着 |