上下顎前突(case 1)
口元の突出感を改善したい(ワイヤー矯正)
口元が突出していて口が閉じづらい、ということで矯正治療を行いました。
過去に他院にて非抜歯で矯正治療を行ったものの、結果として口元が突出してしまい意識をしないと口が開いてしまうようになってしまったそうです。
無理に前歯を並べているためか、噛み合っていない部分もある状態です。
そのため、再治療を希望され当院にご来院いただきました。
叢生がある状態で無理に非抜歯の矯正治療を行ってしまうと、前歯が前方へ傾斜してしまい「口ごぼ」の状態になってしまうことがありますので、
術前の適切な診査・診断がとても重要です。
歯を抜かないということは患者様にとっては良く聞こえるかもしれませんが、叢生がある場合や、出っ歯などの場合は抜歯を選択することも多々あります。
治療前に担当医からしっかりと説明を受けた上で、納得して治療を進めるようにしましょう。
当院での再治療はワイヤー矯正(マルチブラケット装置)にて行い、
前歯を後退させるスペースを確保するため上顎両側4番、下顎両側5番を抜歯させていただきました。
また、アンカースクリューを上顎の両側に使用し、歯の移動を補助しています。
治療期間は2年7ヶ月でした。
Before
After
治療後は見た目と機能が両立した良好な歯並びとなり、満足していただけました。
横顔の印象も口元が後退してスッキリした良いプロファイルとなりました。
矯正治療をお考えの方は、静岡市のブライフ矯正歯科へご相談ください。
治療の概要
主訴:口元の突出感を改善したい |
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。 一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回 矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着 |