こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。
治療例のご紹介です。
成人女性で、主訴は「上下の前歯を引っ込めたい」とのことで治療を行いました。
初診時の状態では、上下顎に叢生(ガタガタ)があり、さらに前歯は前方に傾斜していました。
結果として口唇が閉じづらい状況で、横顔においては口元の突出感を認めました。
治療としては、上下の小臼歯を計4本抜歯し、叢生の解消と上下の前歯を後方に引っ込めていくことで口元の突出感が改善されました。
主訴:口元の突出感が気になる
診断名:叢生
年齢:23歳
治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位:上下顎両側第二小臼歯治療の内容
期間:24ヶ月
費用:総額¥930,000(税込¥1,023,000)
リスク、副作用:歯磨きがわるい場合には、虫歯や歯肉炎が進行することがあります。 矯正治療中顎の関節に音がする、痛くなる、口が開きにくくなる、といったような症状が出ることがあります。 体質により金属アレルギーを引き起こす事があります。治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることがあります。
成人女性で受ける要望として非常に多いのが「口元をスッキリさせたい」です。
そのような場合、抜歯が必要になることも多いですが、理想的な口元を手にされて皆さん笑顔に自信が持てるようになったとおっしゃいます。
歯を抜くことは怖いかもしれませんが、その後の長期的にみたデメリットはありませんのでご安心ください。
「E-Line」という横顔の美しさの指標があり、横顔において鼻の先端と顎の先端を結んだ線に対して上下の唇が軽く触れるか若干内側にあると良いとされています。
気になる方は、ボールペンなどの真っ直ぐな物を鼻と顎に当ててみて、唇が接触するかを試してみてください。
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