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小児矯正でガタガタを改善するために顎を拡大する場合、顔も大きくなってしまうの!?

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。

今回は、小児矯正の際親御さんから高頻度で受ける質問について解説したいと思います。

まず、小児矯正の特徴として骨格の成長期における治療であることが挙げられます。

不正咬合にも様々な種類がありますが、主に骨格に起因した不正咬合を改善するのに非常に適した時期であると言えます。

例えば顎が小さくガタガタである場合や、出っ歯や受け口の場合です。

一方で、骨格の成長が終了してしまうと、骨格に起因した不正咬合であっても骨格の改善は見込めないため矯正治療の難易度が上昇してしまうこともあります。

▽関連ブログ→うちの子は矯正治療が必要なの??小児矯正を行った方が良い歯並びとは

 

小児矯正で最も多い症状は顎が小さいことによる「叢生(そうせい、ガタガタのこと)」です。

叢生に対しての一般的な小児矯正の治療法は、顎を側方に拡大することにより歯が並ぶスペースを確保することを行います。

より詳しい治療内容についてはこちらの過去ブログをご参照ください。

過去ブログでも少し説明していますが、非常に受ける頻度の高い質問がこれです↓

 

「顎を広げると顔が大きくなりますか??」

 

今回はこの質問内容について解説したいと思います。

まず結論から申し上げますと、顔は大きくなりません。

下の図をご覧ください。

1:前頭骨、2:鼻骨、3:頭頂骨、4:側頭骨、5:蝶形骨、6:涙骨,7:頬骨、8:篩骨、9:上顎骨、10:下顎骨

1:前頭骨、2:頭頂骨、3:鼻骨、4:篩骨、5:涙骨、6:蝶形骨、7:後頭骨、8:側頭骨、9:頬骨、10:上顎骨、11:下顎骨

頭の骨は1つの骨ではなく、28もの骨がパズルのように組み合わさって形成されています。

それぞれの骨と骨の境目は「縫合、ほうごう」と呼び、小児期においてはこの縫合が緩い状態なので骨格を拡大することができるわけです。

拡大すると言っても、口の中の骨の縫合部分を拡大するだけですので、お顔自体が大きくなるわけではありません。

また、余談ですが、成人ではこの縫合がほとんど見えないほど骨と骨がタイトに癒合していますので、基本的に骨を拡大する治療法は不可能で、結果として叢生を解消するために抜歯を必要とするケースが多いです。

小児であれば、積極的に骨を拡大することで叢生が解消できるため、将来的に抜歯になるリスクを低下させることに繋がります。

 

いかがでしたでしょうか。

小児矯正はタイミングが非常に重要である一方、親御さんの目ではなかなか判断できないかと思います。

かかりつけ医や検診で歯並びについて指摘を受けた場合や、少しでも心配な点がある場合にはお早めにご相談するようにしてください。

 

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