開咬(case 1)
前歯が出ているのを治したい(インビザライン)
前歯が出ているのを治したいとのことで矯正治療を行いました。
噛み合わせた際、上下顎の前歯が被さらず空間ができている、「開咬」という歯並びの状態になっています。
主な原因は、飲み込む際などに舌が歯に接触してしまう「異常嚥下癖」あるいは「舌突出癖」と呼ばれる舌の癖によるものです。
矯正治療と並行して「MFT」と言う舌のトレーニングを行わないと、治療後に開咬が再発してしまいます。
横顔は口元が若干突出しておりますが、非抜歯で治せる範囲であると判断しました。
治療はインビザラインにて行い、治療期間は21ヶ月でした。
Before
After
IPRと言って歯と歯の間をわずかに削る処置を併用することで口元を突出させることなく歯並びが治っています。
またインビザラインは臼歯を「圧下」させることによって前歯を伸び出させずに開咬を治せるため、開咬に適した装置と言えます。
治療後は前歯もしっかりと噛み合うことで、機能的な歯並びを獲得することができました。
矯正治療をお考えの方は、ブライフ矯正歯科へご相談ください。
治療の概要
主訴:前歯が出ているのを治したい |
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。 一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回 矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着 |