症例集

BRIFE矯正歯科 症例集

上顎前突(case 3)

出っ歯を治したい(ワイヤー矯正)

当院での治療例紹介です。

前歯のでこぼこと、出っ歯を治したいということで矯正治療を行いました。

上下顎の前歯にがたつきがあり、上顎左右の2番目の歯は矮小歯という小さい歯になっています。

また、下顎左右5番目の歯が生まれつき欠損しており、Eという乳歯がそのまま残っています。

乳歯はいずれ抜け落ちてしまい、一生使うことはできません。

抜けてしまった場合は、インプラントやブリッジなど人工物を入れて補う必要があります。

そこで、今回は下顎両側のEを抜歯し、隙間を閉鎖することとしました。

ただ、Eは非常に大きい歯であるため抜歯したスペースを閉鎖することは簡単ではありません。

アンカースクリューを使用しながら、ヘミセクションといって乳歯を半分に分割して骨を温存しながら徐々にスペースを閉鎖するといった工夫をしました。

上顎は矮小歯である2番を抜歯しています。

装置はワイヤー矯正(マルチブラケット装置)を使用し、治療期間は2年8ヶ月でした。

Before

After

治療後は見た目と機能が両立した良好な歯並びとなり、満足していただけました。

また、将来的に乳歯が抜けてしまうという不安から解放されたことも大きなメリットであったと思います。

矯正治療をお考えの方は、静岡市のブライフ矯正歯科へご相談ください。

治療の概要

主訴:前歯のでこぼこと、出っ歯を治したい
診断名:叢生、上顎前突
年齢:22歳
治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置、アンカースクリュー
抜歯部位:上顎両側2番、下顎両側E
期間:2年8ヶ月   
費用:総額¥895,000(税込¥984,500)    
リスク、副作用:歯磨きが不十分な場合には、虫歯や歯肉炎が進行することがあります。 矯正治療中顎の関節に音がする、痛くなる、口が開きにくくなる、といったような症状が出ることがあります。 体質により金属アレルギーを引き起こす事があります。治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることがあります。

 

矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回
矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着

 

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