顎位不安定(case 1)
噛む位置が定まらない(インビザライン)
当院での治療例紹介です。
右下の奥歯が痛い、噛む位置が定まらない、とのことで矯正治療を行いました。
噛み合わせた際に右の奥歯でしか当たらないため、不安定で非常に噛みづらい状態です。
さらに、右下の7番目の歯は「咬合性外傷」と言ってダメージを負ってしまっていました。
右下7番は著しい動揺と排膿を認めたため、まずは一般歯科にて応急処置をお願いした後に矯正治療を開始しました。
顎の位置が不安定な場合の矯正治療の難易度は高いです。
治療はインビザラインを使用し、非抜歯にて行いました。
顎の位置に注意を払いつつ、個々の歯を正い位置に移動させることにより、安定した噛み合わせを構築することができました。
治療期間は16ヶ月でした。
Before
After
治療の過程で下顎の一番奥の歯は被せ物に変更をさせていただきました。
保存することが難しいかとも思われましたが、経過は良好で患者様にも大変喜んでいただけました。
インビザラインは一本一本の歯を細かく位置決めし移動させることができるため、このような症例には最適だと思います。
矯正治療をお考えの方は、ブライフ矯正歯科へご相談ください。
治療の概要
主訴:歯が痛い、噛む位置が定まらない |
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。 一般的な治療期間:2年から3年、一般的な通院回数:20回~30回 矯正歯科治療の一般的なリスクと副作用:・痛み ・口腔内不潔域の拡大と自浄作用の低下・歯根への影響(歯根の短小、歯の失活、歯肉退縮、歯根露出、失活歯の歯根破折)・顎関節症状・後戻り·加齢による変化・骨癒着 |