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マウスピース矯正(インビザライン)治療に関するよくある質問まとめ

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。

今回は、マウスピース矯正(インビザライン)治療でよく受ける質問について回答していきたいと思います。

 

マウスピース矯正にデメリットはありますか?

・マウスピースを長時間歯に装着する必要がある

マウスピースを装着する時間が短いと計画通りに歯は動きません。
ワイヤーでは装置を自分では取り外すことができないため、24時間歯に矯正力が加わります。
マウスピースでは装置を装着している間のみ矯正力が歯に加わるので20時間以上の使用を推奨されており、装着時間がそれを下回ると治療が予定通り進行しないことがあります。

・歯並びによってはマウスピースでは治療が難しい場合がある

大臼歯の前方移動や5mm以上の隙間を閉じるような歯の移動に関してはマウスピース矯正では難しいことや治療期間が大幅に伸びてしまうということがあります。
その場合、ワイヤー矯正や矯正用インプラントを併用する場合があります。

・取り外しが面倒

食事をする際にはマウスピースを一旦取り外す必要があります。
自宅ではそれほど難しいことではありませんが、出先などでは不便な思いをされるかもしれません。
また再装着する際にはなるべく歯磨後を推奨しています。

・マウスピースを何度か作り直すことがある

治療期間やマウスピースの装着時間によっては次第にマウスピースが歯にぴったりと合わなくなってくる場合があります。
その際には追加の費用はかかりませんが、口腔内の再スキャンおよびマウスピースの再製作が必要となります。

マウスピースが汚れることはありませんか?

・マウスピースの汚れの原因

マウスピースを装着したまま着色しやすい飲み物を飲んだり、食事の後歯磨きする時間がなくマウスピースを装着した場合、また長期間同じマウスピースを使用することで汚れが目立つようになります。
しかし、一般的に7〜10日で新しいマウスピースに交換になりますので、あまり気にしなくても良いかと思います。

マウスピースのお手入れ方法

歯ブラシでゴシゴシと磨いていただければ問題ありません。その際は歯磨き粉をつけないようにしてください。マウスピースの着色が着色が気になる際は専用の洗浄剤で付け置き洗いする方法があります。

 

マウスピース矯正はどのような歯並びでも治療できますか?

・マウスピース型装置の適用範囲

マウスピース矯正は得意な歯の動きと不得意な歯の動きがあります。一般的にはディープバイトの抜歯症例(噛み合わせが深く、抜歯を必要とするケース)や大臼歯の近心移動症例(奥歯を前方に移動する必要がある症例)が難しいと言われています。
ただ、基本的にほとんどの噛み合わせをマウスピース矯正で治せるようになってきています。

 

マウスピース矯正の痛みはどの程度ですか?

・痛みの程度

全く痛くないということはありませんが、ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない場合がほとんどです。

・なぜ痛みが少ないか

マウスピース矯正では1装置につき0.25mmまでの歯の移動量を調整しており、これは歯根膜腔と呼ばれる歯と骨の隙間とほぼ同量です。
元々ある隙間分だけ精密に歯を動かすので痛みを軽減できると言われています。またマウスピース矯正材料には適度な弾性があるため歯に過度な力が加わりません。

 

いかがでしたでしょうか。マウスピース矯正を検討されている方の参考になりますと幸いです。

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