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「デンタルオフィスX」による「マウスピース矯正のモニター商法」における集団訴訟について

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。

先月末に「デンタルオフィスX」による「マウスピース矯正のモニター商法」における集団訴訟に関する報道がなされました。

まずは被害に遭われた患者様に心よりお見舞い申し上げます。

 

この報道はざっくり簡単に言うと、マウスピース矯正を利用した投資詐欺の案件です。

治療費をローンで払い、その後毎月キャッシュバックがあるので実質無料で治療が受けられると言うものです。

そもそも治療費が154万円(銀座院は187万円)と非常に高額に設定されています。

結局キャッシュバックが滞り、医院自体が閉鎖されてしまい、患者様の治療もストップしてしまっています。

被害者の数がなんと650人を超えるそうで、集団訴訟にまで発展しております。

 

また、報道で私が一番引っかかったのが、セカンドオピニオンで登場した歯科医師のあまりにも的外れな発言の数々

「出っ歯がまだ治っていない」「埋まっている歯を引っ張るのにマウスピース矯正は向いていない」などマウスピース矯正自体を否定する報道でした。

その歯科医師はマウスピース矯正に精通していないどころか、通常の矯正治療さえも理解しているのか不明な一般歯科治療を行う歯科医師でした。

報道の仕方もどうにかしてほしいものです。

マウスピース矯正と真剣に向き合う我々にとっては迷惑以外の何物でもありません。

 

マウスピース矯正はあくまでも手段・道具であり、どう使うかは歯科医師次第なのです。

正しい診断と、正しいマウスピースの設計がとにかく大切です。

正く使えばマウスピース矯正は本当に良いものです。

この「デンタルオフィスX」の報道はあたかもマウスピース矯正自体が悪のように捉えられかねない内容でしたので、

患者様には正しい知識を身につけていただきたいと切に願っております。

 

静岡の矯正歯科|ブライフ矯正歯科

 

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