BRIFE Blog

ワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)、どっちがいいの??

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。

矯正治療を検討されている患者様から「『ワイヤー矯正』と『マウスピース矯正』はどちらの方が良いのでしょうか?」というご相談をいただくことがあります。

実際にご相談にいらっしゃった際には、それぞれの違いや、メリット・デメリットをご説明し、個人個人に適した治療法を一緒に検討させていただいております。

今回は、大まかにそれぞれの特徴を説明しますので、矯正治療を検討している方にとって参考になりますと幸いです。

 

ワイヤー矯正:適用症が広い、装置は着脱できない

「矯正」と聞くと、皆さんが想像するのはこのワイヤー矯正ではないでしょうか。

ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる小さな粒のような矯正装置を歯に接着し、そこにワイヤーを通し、適切な力をかけて動かしたい方向に少しずつ歯を移動させる手法です。

ワイヤーの調整は全て歯科医師が行いますので、技術力が必要な治療となります。

ワイヤー矯正は100年以上の歴史があり、治療法として確立されています。そのため、難しい症例に対しても適用することができます。

また費用については、マウスピース矯正よりも十万〜数十万程度安く済むことが多いです。

マウスピース矯正と最も違う点として、装置が着脱できないことが挙げられます。治療中は装置が食事中も、歯磨きの時も、四六時中付けっ放しということです。

これについては、メリットでもありデメリットでもあると思います。

メリットとしては、装置が付けっ放しのため、治療が勝手に進行していき確実に歯並びが改善していきます。

デメリットとしては、やはり食事や歯磨きがしづらいことかと思います。ただこれについては慣れていくのでそこまで心配する必要はありません。また、装置がどうしても見えてしまうので、治療中の見た目を気にする方にとってもデメリットになるかと思います。

▽関連ブログ→ワイヤー矯正中の食事で気をつけるべきこと 〜ワイヤー矯正経験者の意見〜
ワイヤー矯正中に口内炎ができてしまった!!その原因と対処法とは
目立たないワイヤーもあるって本当!?ワイヤー矯正の種類について解説します!

 

マウスピース矯正:難しい症例は適用外の場合がある、装置は透明で取り外せる

マウスピースを順番に装着していき歯並びを改善するマウスピース矯正を選ばれる患者様が非常に増えています。

大きな特徴として、装置が透明で取り外しが可能なため、治療中の審美性を保てるだけでなく、食事や歯磨きに何も影響がないため、普段と全く同じ日常生活が送れます。

また、マウスピース矯正中にホワイトニングを同時に行うことができるので、歯並びも綺麗になり歯も白くできるという一石二鳥な治療です。

一方で、ワイヤー矯正と比較すると、まだまだ歴史が浅く、発展途上の領域であるため全ての症例をカバーしきれないというのが現状です。それでもほとんどのケースは問題なく治療ができます。

また、装置が取り外せるがゆえに、使用時間が確保できないと予定通り歯が動かないため治療が成功しません。1日あたり20時間以上の装着が推奨されていますので注意しましょう。

費用については、ワイヤー矯正よりも高額になることが一般的です。

関連ブログ▽→インビザラインにも種類があるの??乱立するマウスピース矯正で迷子にならないために。
マウスピース矯正(インビザライン)治療に関するよくある質問まとめ
マウスピース矯正のトラブルに注意して下さい!!費用だけで決めるのは危険です
マウスピース矯正中の生活で気をつけるポイントをご紹介します!

 

まとめ

ワイヤー矯正もマウスピース矯正もそれぞれ特色が異なり、どのような方法で治療するのが最適であるかは個人個人異なります。

カウンセリングで担当の歯科医師と相談しながら決めるのが良いでしょう。

特に昨今、インビザライン以外の怪しいマウスピース矯正が増えており、トラブルも多く発生しておりますので注意してください。

そういったトラブルを避けるためにも、このブログが少しでも役に立てますと幸いです。

 

静岡の矯正歯科|ブライフ矯正歯科

関連記事

当院の紹介記事が10月12日発売の「美人百花」11月号に掲載されました!

最近の記事

  1. おかげさまで開業2周年を迎えることができました。

  2. 治療例(成人矯正) 〜目立つすきっ歯を綺麗にして笑顔に自信をつけたい〜

  3. マウスピース矯正でも歯に何か付けるの? マウスピース矯正の必須アイテム「アタッチメント」とは

  4. 歯磨きをしていたら歯茎から血が出てきた?!これって治るの?? 

  5. 舌に悪影響を受けた歯並びとは?? 歯並びの意外な落とし穴、歯と舌の関係について解説します。